私たちの園はシュタイナー保育・教育に根ざし、自己肯定感を育む保育を展開しています。幼いこどもたちにまず愛される経験を。自己肯定感は愛される経験が土台です。こどもたちはそこから「そうぞうするちから」、「生活するちから」を身につけて行きます。静かな落ち着いた保育環境の中、日常の生活のリズム、においや音、雰囲気を大切にしながら、あそびに夢中になれる環境を提供しています。
2歳児までは無機質な空間や大きな集団の中ではなく、小規模園でしか体験できない保育者との親密なかかわりの中で、いっぱい愛情を受けて成長してもらいたいと願っています。
みんなのみらい園のデイリープログラムは「くらしのリズム」を大切に組み立てています。その中でお給食はとりわけ特別な存在です。お給食の時間だけではなく、朝からはじまる調理、お野菜を刻む音、お魚を焼いたときのにおい、家庭ではあたりまえのお料理のリズムがこどもたちの食欲を刺激します。そしてお給食の時間に保育者といっしょに「おいしいね」といって食べる喜び。そして後片付け、お皿を洗う音・・・。待つこと、楽しく食べること、後片付けをすること、一日をたっぷりつかった食育を提供しています。
季節感のある食材と盛り付け、工夫を凝らしながらすべての園で自園調理を行っております。アレルギー除去食、乳児には個別対応の離乳食、宗教食などひとり一人のくらしに配慮させていただきます。
ご用意いただくのはお着替えとオムツ、お昼寝用のバスタオルのみ。お布団等は全て園で用意しています。 園で汚れたお洋服は園でお洗濯をいたします。これもデイリープログラムで大切にしている「くらしのリズム」です。汚れたお洋服がお洗濯できれいになっていく過程を保育者はこどもたちのそばで見せます。時にはお洋服をたたむお手伝いをします。きれいになったお洋服の香りを楽しみながら。
みんなのみらい園は保護者の方がお持ち帰りする物がありません。園でのサポートを通し、ご家庭でお子様とのコミュニケーションの時間を大切にしていただきたいと思っております。